2005年12月

2005年12月29日

HMさん死す

Hさんが死んだ。26日病院で死んだという。心筋梗塞だったそうだ。一週間前少々体の具合がよくないからと入院してそのまま死んだのだ。享年63歳。いまどきまだまだ若い年なのに。

Hさんとは知り合ってかれこれ二十数年間になる。彼がその学校を定年退職するまでの10年間私が非常勤として勤務した関係で以後特に親しくお付き合いいただいていた。

彼は宗教団体S会の会員であった関係でいまいち自分としては深く踏み込めなかったけれど、性格明るく学生の面倒もよく見ていて、彼が主催していたSD会をとうして学生たちとあちこち見学会など同席させていただき楽しい思い出を沢山頂いた。

来年には私の仕事を手伝ってくれる約束でこれからまた新しい関係で楽しい時間を共有できることを楽しみにしていたのに・・・・・・・。

sss1s3 at 11:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2005年12月22日

カラスも想像妊娠?

昨日の朝の散歩の折、何か喜びに満ちたカラスの声、見上げればケヤキの樹上にカラスが羽を打ちならし小枝を口にくわえ巣を整えながら声を上げている、その声に呼応するかのようにもう一羽のカラスが電柱のうえで騒いでいる。二羽のカラスが声を掛け合いながら巣作りの喜びを歌っているよう。

この暮れの忙しいときに巣作りとは、と思いつつもカラスの巣作りは通常春先ではなかっったかしらと帰宅。家人いわくそれは想像妊娠ではないかと。

今朝の散歩でいまいち確認してきたところ、昨日の騒ぎは何処へやら唯一羽ののカラスが電柱の上でないていた。

やはりカラスの想像妊娠であったか。





sss1s3 at 09:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2005年12月17日

今年の収穫・合唱

歌謡曲、オペラ等々常日頃聞いていて動物界の中でも最も美しい声の持ち主は人間に違いないと、特にオペラ歌手の鍛え上げられた声を聞くにそう確信していた。

と、なにをおもったのか今まで聞き役一辺倒であった自分もよせばいいのに自分でも歌ってみたいと思い立ち昨年の暮れ今の合唱団に無理やり入団させていただいた。

月に2回ぐらいの練習ならば時間の都合もつくだろうと、しかしこの合唱団においては毎週夜2時間半の練習日と月一度の男性だけの練習日が設けられていて始めのうちこそ何とか参加していたがやはり私には時間的に無理があり月2回と男性だけの練習のみの参加ということでここでも無理をとうしていただき合唱団の一員としての楽しい練習通いが始まった。

ところがこの合唱団では他に春と秋に二日間の泊り込み合宿練習と暮れの発表会が設けられていた。

自分としてはとても時間が作れなくてすべて参加しなかった。しかし男女合わせて三十数名の団員の中に一人我侭をしているということは合唱の精神に反するではないか・・・・。結局自己矛盾を解消すべく団長に退団を願い出了承いただいた。

しかしこの合唱団はメンバーはすばらしい人達だし指導の先生もすばらしいし、選曲も自分としては気に入っているし何とかならないかと思案した結果、月一度の男性だけの練習参加は可能かどうかと申し出た、ここでも無理やり了解いただけた。

というわけで歌の練習は続けることができることとなった。来年は発声練習と楽譜が読めるようになることを課題として月一度の楽しい時間が持てそうだ。



sss1s3 at 06:15|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2005年12月13日

今年の収穫・韓流ドラマ

それは「冬のソナタ」から始まった。世のおばさんたちが騒いでいたので、どれどれどんなものかと観てみたのが始まりだった。ヨンさまだチェジュウだと騒いでいるのもよいが、私にはなんといってもその脚本の水準高さに驚きを覚えた。ギリシャ悲劇等古典をしっかりとふまえ研究した脚本家の手によって書きあげられたに相違ない。

引き続き「初恋」「オールイン」そして「チャングムの誓い」とたて続きに観た。そして韓流ドラマの底力をよくよく納得した。

これら一連の<韓流ドラマ>を観て感じたことは、おそらく現在の韓国は経済力の高まりと共に社会環境に激変が起きていて、社会や人心のありようが大きく様変わりし始め、時代の行方に対しての危機感、緊張感があるに相違ない。そのような現況にあって今韓国では、韓国本来の<大地力>を基礎に今後の歩む方向確認の踏み固め作業中にあると思われる。その格闘の中から生み出てきたドラマだからこそ<韓流ドラマ>をみる私たちにリアリティとそのドラマの厚みを実感させているに相違ない。

振り返って日本はどうであったか、高度成長時代、あれよあれよというまもなくあらゆるものを破壊し環境は激変し、そこには大地力との格闘など微塵もなく、やがてバブルが始まりポストモダンと称して時代をあげて踊りだしそこから生み出されたドラマや映画、建築等などどうだったか。そしてバブルは崩壊した。それに対する反省や批判などいまだにない。




sss1s3 at 05:56|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

2005年12月09日

今年の収穫・図書

ある本にめぐり合ってそれを読んでいるうちに、どうかすると無性にその著者に会ってみたくなることがある。ただそうは思っても、そのときはほとんどガもうこの世の人ではなくなっている。それでもこんな人間がこの世にいたのかと思うと、それがうれしさや共感になり、ときには生きることの励みになることもある。

モンテーニュ私記 <よく生き、よく死ぬために>
保苅瑞穂


sss1s3 at 13:28|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2005年12月06日

耐震偽装

現実に建築物が出来上がる過程には多くの専門家の協力がいる。建築事務所、構造担当者、設備業者、そして建築請け負い業者と。今件のようによしんば構造計算書が偽造されたとしても、建築事務所担当者、現場担当者らは、構造図を見れば歴然と間違いがわかるはずだし、ましてや現場での配筋状態を見れば一目瞭然であったはずだ。にもかかわらず建築物が完成し、売りに出していたとなればこれは明らかに共同正犯といえる。

それにしても検査機関の怠慢にはあいた口がふさがらない。この怠慢さはさまざまの官庁の官僚達の税金の不正使用にたいする無頓着感と共通するものがある。民間の検査機関とはいえ多くは元役人達の天下り先であればこの体たらくはうなずける、が。

sss1s3 at 14:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2005年12月01日

早朝の散歩

朝に散歩をするようになってもう何年になるだろう。近年は中高年の夫婦づれでの散歩もよく見かけるようになった.共に大股で早足、背を伸ばし、おそらくは物の本に書いてある正しい歩き方なのであろう。私ときたらでたらめな歩き方で、あちこち見ながら、朝からろくでもないことなど考えながらの散歩で、とても正しい散歩の歩き方とはいえない。

そのような散歩の歴史の中でも忘れることのできない出来事に遭遇することもある。そのうちの一件。

ころは春ごろ、上空100メートルほどの天空に、ぐるぐるぐるぐると30数羽ほどの小鳥たちが旋回しているではないか、ムクドリのように見えるが。それらがぐるぐるぐると直径30メートルぐらいの円を描いている。しばらく立ち止まってみていると、それらは今度は反対回りにぐるぐるぐると回り始め。右回り左回りと交互に回っていて、丁度8の字を描くように。時間にして十分間ぐらいであっただろうか、と、二つの円の交点にひいた接線の方角へ決然と飛び去っていった。

そう蜂が仲間たちに花のありかの距離と方角を知らせるときにそのような行動をするとは聞いていたけれど、鳥でもそのような行動をするのだろうか。いまだに気になっている。

sss1s3 at 13:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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