2009年06月

2009年06月24日

おにぎりの出番だ・計画編

雲ひとつない晴天の日リュックを背に今まで海や街中など幾度となく出かけてきたがここ近年山にも出かけてみたいという気持ちが強くなっていた。しかし山のことなど右も左も知らないしまして単独行動を原則としているのでなかなか行動に出ることができない。

そんな中先日鍋割山の管理人さんをNHKで放送した。麓から何十キロもの荷を担ぎ上げ長い期間山荘を管理しているらしい、いまどきこんなひとがいるなんて!
これは是非にも行ってみたいと、第一回おにぎりの出番・山編は鍋割山に決定。

鍋割山とやら丹沢方面にあるらしい。参考本をアマゾンで探すと「丹沢 搭の岳 鍋割山 檜洞丸」 磯貝猛著 山と渓谷社 を注文。

その後NHK街角情報室という番組で山歩きもできる地下足袋を紹介した。即注文する。案内本、地下足袋ともに一昨日手元に届く。これで準備万端だ。梅雨明けの晴天日決行だ。

ただはたして鍋割山とやら単独でも道に迷わずに山荘までいけるのか、標識など完備しているのか、いましばし情報を収集しなければならない。



sss1s3 at 10:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年06月15日

酔 芙 蓉

團伊玖磨の「パイプのけむり」のなかに<酔芙蓉>という小節があった。
その花を初めて見たのは、葉山一色の日本画の山口蓬春さんのお宅でだった。・・・
「白の芙蓉がきれいに咲いていました」
「ええ、あれは酔芙蓉ですよ」
「は」
「酔芙蓉は一日花ですが、朝は純白に咲きだして、午後になるとだんだんに紅が差してきて、夕方には赤、夜には濃い赤になって萎れます」
「一つ一つの花がですか」
「ええ、どの花も一日で色変わりするのです」
「ほう」
いまだ酔芙蓉を知らなかった僕は、ずいぶん珍しい花があるものだと感心した。
「そこでその名が酔芙蓉。夕方から酒を飲んで夜には真っ赤になって酔っ払ってしまうというわけです」
僕はますます感心した。

と、酔芙蓉との初めての出会いを記している。
私も大いに感心が湧き早速ネットで検索した。


 遠く平安の頃から観賞され、人々に愛されてきた芙蓉の花。古くから栽培されているにもかかわらず、ムクゲと違って変異が出にくく、品種はあまり多くありません。その数少ない園芸品種の一つが酔芙蓉です。
 芙蓉は中国ではもともと「蓮の花」のこと。水の中に咲くものを水芙蓉、木に咲くものを木芙蓉と呼んでいました。
 日本では、蓮を芙蓉という習慣がないので、芙蓉といえば木芙蓉のことを指します。朝に咲き、夕方には萎んでしまう一日花で、早朝に開花したときには本来の淡紅色、夕方になるにしたがって、その色は次第に濃くなり、そして萎んでいきます。
 一方、酔芙蓉は、朝のうちは純白、午後には淡い紅色、夕方から夜にかけては紅色になります。酒を飲むと顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ていることからこの名がついたといわれています。
 芙蓉は、全国各地の庭先や公園など、どこででも目にすることができますが、群生している名所となると本寺のように寺の境内が多いです。
 酔芙蓉となるとなかなか群生しているところは少なく、千本以上あるところは珍しいようです。
 芙蓉の花が短命で、一日花のはかなさに諸行無常の教えを悟り、蓮の花に仏教の縁を重ねるのかもしれません (大乗寺ホームページより引用)


酔芙蓉の時節来たらば、一枝花瓶にさし、
昼日中から酒を酔芙蓉と酌み交わしてみよう。


sss1s3 at 10:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年06月05日

「わりぢょか」

近年酒は焼酎をもっぱらたしなんでいる。安いこともあるが何といっても翌日に悪酔いを持ちこさないことが私にはありがたい。常日頃はどんぶりにお湯割りとまったくもってaboutな飲み方である。
そんななか先日連れ合いが焼酎用のポットなるものを買ってきた。また余計なものを買ってきてしょうがない奴だ。と思いつつそのポットでお湯割りを作り、セットのぐい飲みで飲んでみた。なんといつものどんぶり焼酎よりはるかに旨く感じるではないか。お湯と焼酎の割合も目印どうり割ればどんぶりにお湯割りより味も一定してよさそうだ。又、ぐい飲みの持つシャープなデザインが焼酎の切れ味を一段と引き立てているように感じる。
器と酒との侮れない関係、深く味にしみた。ポットの名は「わりぢょか」という。

sss1s3 at 10:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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