2009年10月

2009年10月27日

おにぎりの出番だ・相模川-4

目的地の相模川にたどりついたころにはかなり疲れていた。地図上での予想よりはるかに歩行距離があったからだ。そのうえ神川橋袂から見る相模川の川幅はこれまた予想よりはるかに巨大でさらに疲労感を覚えた。それでも川べりに降りて川景色を見ようと河原へ向かった。広々とした河原ではそろいのユニホームを着た大学の野球部と思はれる十数人がキャッチボールをしていた。また三十数張りのテント群が円陣を組んで何やら犬の競技大会のようなことをしていた。河原でのレクレーションは独特の伸びやかさ、休日感あふれていた。

さて川べりへと向かったが、いたるところ金網フェンスでブロックされていて近ずくこともできない。それでは橋隣の河原へと向かったがここまた道路工事中で金網フェンスで遮断されていて、結局今回は断念することにした。

次回このたびの計画を攻略するときは、事前情報を得るなり少々作戦が必要だ。

sss1s3 at 10:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年10月23日

おにぎりの出番だ・相模川-3

各地の神社の森は今では貴重な環境保全に寄与している。ここ寒川神社でも山門から本殿に至る長い長い参道の両側には巨木の樹林が聳え立ち、薄暗くて涼やかな木陰を保持していた。しかしその樹林帯の幅はその参道の長さに比して極端に幅狭く、長い年月の間に外側の土地は徐々に切り売りされたものと思われる。しかも参道そのものも車道になってしまっていて、もう少しうまく周囲の都市計画と折り合いつけることができなかったのか残念な気がした。モンシロチョウがキャベツ葉を穴だらけにするように、自動車と資本主義と言う妖怪が貴重な環境を穴だらけに食い散らかしている様を如実に感じさせた。

本殿境内では結婚式や七五三参りの人たちで賑わっていた。何か土産物をと店に入ってみたがこれというものがなく、隣接する境内に休憩所があり、人々がテーブルに腰掛けたばこを吸ったり、軽食などとっていた。トイレをお借りした、清潔に掃除されていて実にすがすがしい気落ちで用を足した。さて相模川へと思ったが、何のお礼もなく去るのもなんだと、うどん一杯五百円也を注文する、少々高い値段だと思ったが、きれいなトイレもお借りしたことだし良しとした。境内の隅でうどんを食べながら、五歳ぐらいの少女を連れた二十代後半の夫婦や孫を中心に老夫婦、三十代半ば夫婦一家の幸せ満杯の人たちを見て、生活者に対する敬意を覚えた。このような幸せとは自分にはついに縁がないと想う。



sss1s3 at 10:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年10月22日

おにぎりの出番だ・相模川-2

寒川神社へ向かう街道筋で虫食いだらけのキャベツ葉や大根葉のある畑に出会う。みれば十数頭のモンシロチョウがキャベツや大根の周りに乱舞している、これだけの多くのモンシロチョウが舞っている景色など遠くの昔に忘れていた風景だ。畑のなかほどに持ち主であろうおじさんがキャベツの一玉一玉の内側を丹念に調べている、外側の葉は食われても内部の本体は守る、完全無農薬農法と思われた。モンシロチョウ達がそのおじさんの周りにも纏わり舞っていて、あたかも「おじさん美味しい葉っぱをありがとう」といっているのかそれともあまり丹念にキャベツの内を見ないよう気をそらそうとしているのか定かではない。

寒川神社の参道門は地図上で読んでいたより遠くにあった。

sss1s3 at 10:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年10月21日

おにぎりの出番だ・相模川

先の日曜日の朝の散歩時、何気に歩きながら空を見れば、空は雲ひとつなく晴れ渡りしかも風も無い。まさにおにぎりの出番日ではないか。しかし前日の天気予報では晴れマークのみではなかったのでなんの準備もしていない。でもここ暫くおにぎりの出番日もなかったので、以前からいってみようと考えていた相模川行きを実行することにする。おにぎりは自家製は諦めコンビニで調達することにしよう。

以前NHKの地学の番組で石ころを調べながら川を遡る場面があって、いつの日か自分でも川を遡ってみたいと思っていた。おる会報で寒川近辺と思われる場所に美しい里山があると読んだ記憶がありgoogleマップでそれらしき地形をマークしていたので、第一回目の川の遡上を相模川にと決めていた。

寒川駅に降り立ち地図を片手にそれらしき場所まで行ってみたが期待していたほどの美しい風景ではなかった。遠くにある建売住宅や貧相なコンクリート建物などが田んぼの背景ではしょうがない。それでも久方ぶりに見る稲刈り後の田んぼ風景はそれなりに来てよかったと思う。次に寒川神社へ向かう。

sss1s3 at 10:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年10月11日

ホームレス

先日、図書館内でのエレベータの乗り降り時、その人と交差した、その臭いが鼻についた。エレベータ内にも臭いが残っていた。これからの寒い時節、電車内でも遭遇するであろうこの臭い。

ころはバブルの真っただ中、冬。私は表参道を歩いていた。冬とはいえ通りには赤、青、黄、緑・・・色彩あふれる衣装華やかにおしゃれした娘たちで賑わっていて、自然、私の足取りも軽やかに表参道を闊歩していた。と、向かう先に突如<黒い三角形>が現れ、それがなんであるか分かる間もなく目の前に近づき、あ!と気づいたが時遅し、ものの見事にその黒の三角形と交差してしまった。その時の強烈なにおいは、犬だったら卒倒していただろう程の悪臭で、暫くの間その臭いは付きまとい遥として消えなかった。
<黒の三角形>。冬の寒空の下、黒色になるほど汚れきったふとんを背に、歩いていたくホームレスの人であった。

誰も好き好んでホームレスに成るわけでもなかろう、あれほどまでに汚れさせていいのだろうか・・・・。

そこで私は身近な人たちに提案した。公園の一角にシャワーブースを設置できないかと。誰も賛同しなかったが。いま新たに思う、公園の一角に太陽光発電や風力発電等の自然エネルギーを利用しての、温かいお湯のでるシャワーブースを!

鳩山首相には是非ご一考を。



sss1s3 at 10:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年10月01日

風力発電

大型風力発電機がアメリカの広大な原野に立ち並んでいる風景写真を目にしたのはかれこれ二三十年前ごろだろうか、新たなるランドスケープデザインとしても注目した記憶がある。その後、日本にもあの大きなプロペラで風を切る風力発電機が出現しはじめファンド基金募集なども目にするようになった。

風力という自然エネルギーを利用しての発電!。賛意をこめてファンドに応募するのもいいではないかといったんは考慮したが、いまいち私の直感にひっかかりを覚えた。それはあの大きなプロペラで風を切るデザインが日本の微風景にそぐわないのではないかと。広大なる砂漠地帯などにはなかなか面白いが。そして近年大型風力発電機による振動音の公害問題など聞くようになった。生活地域に近くなるほどあの大きなプロペラで風を切ることとの間に違和が発生するように思う。

しかし自然エネルギー風力を利用しての発電は今後とも重要な技術に変わりない何とかならないものかと思っていたところ、先日「ガイアの夜明け」というテレビ番組でみた小型風力発電機には驚きとともに共感を覚えた。それは風を「切る」のではなく風に「乗る」あるいは「泳ぐ」発想に基づいてデザインされてあることでまことに素晴らしい機器だと思った。今後設置費用ともども注目しておきたい。



sss1s3 at 10:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
月別アーカイブ
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: